動物病院で見られるフクロモモンガで多い病気を記載いたします。
参考にしてください。
- 1 自咬症
-
フクロモモンガは自咬を始めるとずっと噛み続けます。哺乳類ですので、再生することももちろんありませんし、たとえば肛門や尿道を噛んでしまうと、排泄物で汚れて傷が綺麗にならないどころか排泄物が出せなければ当然死んでしまいます。 やめさせることはできませんので、物理的に噛めないようにしてあげる必要があります。
- 2 代謝性骨疾患
-
フクロモモンガの食餌は、ある程度バラエティに富んでいる必要があります。 果物ばかりや虫ばかりを与えていると、カルシウムの不足から代謝性骨疾患におちいったり、カルシウムに気をつけてい ても他の栄養素が足りなければ発育不全を起こしてしまうことがあります。
- 3 頭頂部脱毛
-
フクロモモンガのオスでは、性ホルモンの関係でおデコにまるく脱毛が起きます。皮膚に異常がある場合でももちろん同じような症状が見られますが、皮膚検査で異常がない場合はホルモン性のことが多いです。毛を生やすには、去勢手術を行ないます。