動物病院で見られるハリネズミで多い病気を記載いたします。
参考にしてください。
- 1 ダニ寄生
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ハリネズミはもともとフケっぽい動物ではありますが、これにはダニの寄生が関わっていることも非常に多いです。ダニのせいで針が抜けたり、体を執拗に痒がったりしている場合、皮膚検査でダニが検出されます。
- 2 子宮疾患
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ハリネズミの子宮疾患は最近非常に多く報告されています。なかなか簡単に触らせてくれる生き物ではないこともあり、麻酔をかけてお腹を触ると、巨大に腫れていることもあります。おしっこに血が混じるような場合も、注意が必要です。
- 3 ハリネズミふらつき症候群(WHS)
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未だあまり解明されていない病態です。原因不明の神経症状を伴い、起立困難となることがあります。様々な検査を行い、その他の疾患を除外していって疑う、というのが現状となります。